近年、
「Web制作はオワコン」
「Web制作はもう稼げない」
といったような声をよく聞きます。
また、最近は動画編集やせどりなど色々な副業が増えてきました。
その中で、
「Web制作より動画編集の方が稼ぎやすいのか」
「副業として稼ぐにはどれがおすすめか」
という質問もいただいたので、
フリーランスのWeb制作者として活動している立場から意見を言わせていただきます。
結論からお伝えすると、
「Web制作はオワコンではなく、Web制作で稼げないとか言っている雑魚な制作者がオワコンなだけ」
「たくさんある副業の中でもWeb制作はやっぱりおすすめ」
です。
現状はポジショントークに聞こえると思いますので、オワコンではないしっかりした理由を順番に説明していきます!
参入障壁が高いから
オワコンではない理由の一つ目は参入障壁が高いからです。
「いやいや、参入障壁が低いからオワコンって言われてるんや」
って意見が聞こえてきそうですが、今回の記事はみなさんが副業を始めるってなったらまず考える副業と比べています。
比べる対象は
- 動画編集
- せどり
- ライター
- SNS運用
など、みなさんが副業を考えたときに必ず出てくるものです。
もちろんバックエンドエンジニア等と比べると「Web制作はオワコン」って言っているのわかります。
技術的にも市場価値的にも圧倒的ですから。
最前線で活躍しているフリーのエンジニアは、専門学校で習っていたり大学でプログラミングを扱う情報系の学科にいた人たちばかりです。
今から副業を始めるっていう人がバックエンドエンジニアを目指すのは難易度が高いですし、そもそも選択肢に入っていないと思います。
動画編集等と比べるとWeb制作が参入障壁が高いことは、「技術の習得までの期間」が証明しています。
技術の習得期間=稼ぐまでの学習でどれくらい時間がかかるか
ということです。
これは調べればすぐ出てきますが、一番わかりやすいのは各副業のスクールでの学習期間です。
それぞれの副業で有名なスクールの学習期間は以下のとおりです。
●動画編集 … 約1ヶ月(有名なスクールでは2日)
●せどり … 数日〜(その日から実際に仕事開始みたいなパターンが多いですよね)
●Web制作 … 早くて3ヶ月
この情報から分かるとおり、どう考えてもWeb制作は他の副業と比べて難易度が高いです。
(難易度が高いと言っても諦めずに継続さえすれば誰でもできます。)
難易度が低くてすぐ学習が終了するものは初動は早いかもしれませんが、後で単価を上げたり継続して稼ぐことは難しいです。
要するに先に苦労するか後で苦労するかって話です。
目先ではなく、もっと長い将来を考えたら先に苦労した方が良いです。
簡単にできることであればあるほどそれだけライバルが多いですからね。
目先の数万円が欲しいなら単発バイトでもしたほうが良いですね!笑
Web制作は誰でも再現可能な副業の中では、参入障壁が高い部類に入ります。
できる制作者が少ないから(差別化がしやすいから)
オワコンではない理由の2つ目は、差別化がしやすいからです。
先ほど、「参入障壁が低ければ低いほどライバルが多くなって低単価で消耗する。」
と言いました。
先述の通り、みなさんが始めやすい副業の中ではWeb制作は参入障壁が高い部類に入ると思います。
しかし、ライバルの少なさだけを見て副業を始めるのは間違っていると思います。
これから副業を始めてブルーオーシャンな副業があると思いますか?
誰もやっていないことをできる人はそもそもこの記事を読む必要はないです笑
もうすでに結果は出ているはずなので。
みなさんが「できそう!」と思う副業はライバルも多くいます。
「ライバルが少ない市場で副業を探す」という考えより、
「ライバルと差別化して、稼ぎ続ける存在に自分がなる」
という考えの方がよっぽど大切です。
差別化という点では、Web制作が一番良いと思います。
Web制作での差別化の例を挙げると、
- コーディングスピード
- CSS設計ができるか(効率の良い書き方ってことです)
- アニメーションが得意か
- GitHubやGulpなどのツールが使用できるか
など、いくらでもあります。
納品する見た目は同じでも、中身のコードで差別化が図れたりするところが他の副業にはない点です。
また、このような差別化ができる制作者はまだまだ少ないと契約しているの制作会社の方がおっしゃっていました。
一見飽和しているように見えているが、差別化ができない方が大量発生しているだけで、本当にクライアントが求めるレベルまで到達している制作者が少ないということです。
差別化ができない人が「稼げない」「Web制作はオワコン」って言ってるようなものです。
滑稽ですね。笑
市場価値が高いから
シンプルに1案件の単価が高いです。
Web制作だと10ページくらいのサイトで10万〜20万円などはザラです。
また、就職状況を見てもWeb制作者の求人が圧倒的に多いです。それだけ市場規模的にもWeb制作の方が大きいということです。
商談等でのクライアントワークの向上や横展開のしやすさ、後述する商流を上げるという点においても、一番市場価値が上がりやすいです。
以上のことから、スキルを身につけて市場価値が高くなりやすいのがWeb制作です。
圧倒的に時給単価を上げやすいから
効率の良さはWeb制作がピカイチだと考えています。
「どの副業も慣れたら作業ペースが上がって時給単価上がるやろ」
って意見もあると思います。
確かに、どの仕事も慣れたら作業ペースは上がりますよね。
私がここで言いたいのは、
慣れやスキルの上達による効率ではなく、
使い回しができるかできないかと言う点です。
Web制作コーダーの大きな特徴として、「コードの使い回し」が可能です。
コーディング業務では頻繁に実装するものが多くあります。
一回作成してしまえば、二回目以降は基本的な機能はコピペで済みます。
動画編集だと毎回テロップの言葉も違うし、カットのタイミングも異なります。
せどりに関しても毎回商品を探したり発送業務があります。
もちろんどの仕事も作業の効率化は図れますが、Web制作のようにコピペで使い回して作成できるということはできません。
先ほど単価はWeb制作が高いことを説明しました。
単価が高いWeb制作が一番効率よく、一番作業短縮できるということなので、
Web制作が他の副業より優れていることがわかると思います。
商流を上げやすい、横展開しやすいから
下請けのコーディング業務を続けているとそのうちディレクターとしての仕事も任せられることがあります。
下請けの制作者から一番リスクが少ない形で商流を上げることができます。
商流を上げることで、さらに市場価値が高まって仕事に困ることは無くなります。
自分で動画編集や制作の会社を立ち上げるというのは当たり前ですがリスクが高いです。
また、「稼ぎ方」という面ではWeb制作が一番幅広いです。
制作会社だけではなく、一般の店舗(エンド)から直接サイト制作の仕事を請け負ったりすることもできますし、SNS運用やSEOが得意な人と組んで更なる単価向上がしやすいです。
横展開が一番しやすいのがWeb制作なので、Web制作の中でもご自身があった稼ぎ方で仕事ができます。
資産価値がつきやすいから
資産価値がつきやすいのもWeb制作の大きな特徴です。
案件をこなすごとに単発で報酬を受け取るだけにとどまらず、保守運用費用等で毎月一定額で報酬を得ることができます。
例えば、毎月2万円の月額費を10社からいただく場合は毎月20万円の報酬を得ることができます。
制作をすればするほど資産価値が高まっていくことも大きな魅力の一つです。
まとめ
以上がWeb制作がオワコンではない理由とメリットです。
もちろんどの副業も魅力的ですし、自分の人生軸で考えて何をするか決めていただければと思います。
ただ、この記事で紹介したように圧倒的にWeb制作をした方が効率が良いと思います。
他にもし意見があればXで教えてください!論破します!笑