【月収別】Web制作コーダーが月収30万円を突破するまでのやるべきこと

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収入を上げていくためには、センターピンを捉えて本当に必要な行動のみをする必要があります。

「後々役に立つからやっておこう」って考えも確かに素晴らしいですが、同じ場所でくるくるしていつの間にか消えている方をたくさん見てきました。

後々役に立つことで時間の大半を占めている場合は修正する必要があります。

今の行動が直近の目標を達成するためにやるべきことなのかをしっかり見極められないといつまで経っても成果はでません。

今回はそれぞれの月収別で常に頭の中に入れておくべき考え方と行動を共有します。

普段行動を選択する中で今回ご紹介する考え方と相違するなと思えば、行動を改める必要があると思っていただければと思います。

独断と偏見で、「自分が今この段階ならこうする」っていうことを端的に記載していきます!

もちろん他の行動でもそれぞれの段階を突破することは可能ですが、最短ルートならこうするという考え方を紹介します。

かわてつ

結構厳しめ(基準値高め)にお話しします!
寄り添うように言う方が気分は良いかもですが、ダラダラ同じところで停滞しているのは無意味なので。

先の段階に行っている人も前の段階でやり残していることがあれば隙間時間でそれをやるのは大いにありです!

目次

初案件獲得前〜月収5万円未満

初案件獲得前〜月収5万円未満の方が常に考えておくべきことは、

  • 実績掲載許可のサイトを3サイト作る
  • 低単価でも良いからコーディングの案件を受注&納品する

です。

上記の内容が達成できれば、月収5万円の壁を突破することは容易です。

①実績掲載許可のサイトを3サイト作る

目に見える実績があるかないかというのは、発注する側は一番見る項目です。

利益度外視(無料でも可)で実績掲載許可をいただける(ポートフォリオに掲載できる)サイトを3つ用意しましょう。

そのための行動を第一優先としてやるべきです。

おすすめはエンド営業です。

知り合いにサイトを作成させてほしいと相談しましょう。

エンド営業については下記にまとめているので詳しくはこちらをご覧ください。

片っ端からやります。

自分が月収5万円未満の段階なら、知り合いで店舗をしている方や友達に最低30人には声をかけます。

友達のバイト先や知り合いの友達に店舗をしている、サイトを作成させてくれる方がいるかもしれません。

30人に声をかけることで、すぐに契約が取れなくても「自分はWeb制作をしている」というアピールになりますし、30人のうち3つくらいは契約は取れます。

私が指導していた方は、案件獲得前の段階の時に3日で50人に声をかけて4サイトの受注をしました。

一気に決めた方が後々楽です。行動が遅い人はここで何ヶ月もかけたりするので。

②低単価でも良いからコーディングの案件を受注&納品する

目に見える実績はエンド営業で作るとして、コーディングの案件でを低単価で受注して納品すると言う経験は最低限しておくべきです。

エンド営業で作成する手順と制作会社からいただくコーディングの案件では手順が全く違うので、一度は低単価でも良いのでコーディングだけの仕事を受けておくべきですね。

流れを理解しておくと、次の段階に進む際に提案や信頼構築がしやすくなります。

これを達成するためのおすすめはクラウドソーシングサービスを使用することです。

おすすめはクラウドワークスでの受注です。低単価になりがちですが、コーディングの一連の流れを知るにはもってこいです。

正直月収5万円未満の方は上記以外のことをする必要はないです。上記につながる行動以外はしないでください。

掲載できる実績3つと制作会社との仕事経験が1つ以上あれば5万円の壁は必ず突破できます。

さっさと実績を作って次の段階に進みましょう。

月収5万円〜10万円未満

月収5万円〜月収10万円未満の方が常に考えておくべきことは、

  • 営業の数にこだわる(対制作会社)
  • コーディング内容での差別化ができる技術を身につける
  • 契約できた会社に対して最大限のパフォーマンスをする

です。

ちなみに優先順位は①から順に高いです。(これからも同様です。)

①ができていないのに②ばっかりをするのは本質的ではないってことです。

①営業の数にこだわる(対制作会社)

まずは営業数にこだわることが大切です。質ではなく数です。

月収10万円の壁をなかなか突破できない人の多くはここが原因だと思います。大体営業数が足りていないです。

制作会社に対する営業は月に300は最低でもやるべきです。

ちなみに今は全体的に基準が上がっているので300でも少ないくらいです。

早く成果が上がっている人は営業数1000とか普通にやっていましたね。

早く成長する人は量が尋常ではないです。膨大な量を短期間でやります。

1ヶ月〜2ヶ月くらいは営業数にフルコミットするくらいの気概でやりましょう!自ずと成果は出てきます!

また、大事なポイントですが合計で月収10万円に到達しなさそうな場合は契約しない方が良いです。
月収10万円でも単価としては少ないので。

目先で見れば惜しいですが、いつまで経っても抜け出せない方が痛いです。

②コーディング内容での差別化ができる技術を身につける

コーディング内容で差別化ができそうなことは積極的に取り入れましょう。

おすすめは以下の通りです

  • CSS設計(BEM,FLOCCSがおすすめ)
  • GitHub
  • Gulp環境

CSS設計とGitHubに関しては、最低限できてほしいっていう制作会社が多いので勉強しておくべきです。

Gulpに関しては、コーディングを効率化するために勉強しておいた方が良いです。

また、GSAPなどのアニメーションやEJS等を勉強する方もいますが、この段階では不要です。

GSAPなんてなくても月収10万円くらいは普通に達成できます。

「そういった技術を身につけたらもっと単価が上がる!」っていうのに逃げて勉強するのは本質ではないです。

逆に、CSS設計等の勉強をしているのに月収10万円を突破できていないことに危機感を持つべきです。

おそらく営業数が足りていないことがほとんどで、GSAP等の技術を身につけたところでそもそも数が足りていない方は月収10万円の突破は難しいと思います。

月収が上がるのが遅い人はその段階ごとに本当に必要なことを後回しにしていることが多い印象です。

GSAP等はその先の段階での差別化で大いに有効なので、遠回りでも良い方は勉強したら良いと思いますが、自分なら早く月収という数字を上げていきたいのでこの段階ではやらないです。

デザインやLstep等の勉強をする方も稀にいますが、絶対にしないでください。

(エンド営業に踏み切る場合は別に良いです。今回は制作会社での継続案件を目指す方向けに書いています)

また、ポートフォリオや営業文に実績とこれらの技術があることはしっかりとアピールしてくださいね。

③契約できた会社に対して最大限のパフォーマンスをする

この後の段階ですが、20万円の壁を突破するには適正単価で仕事を受ける必要があります。

詳しくは後述しますが、新規で適正単価で契約する方法とすでに契約できている会社で単価を上げてもらう方法があります。

この、すでに契約できている会社から単価を上げてもらうためには、信頼構築が必須です。

信頼構築するために必要なこととして、

  • 納期の前倒しでの納品
  • 報連相等で不安をさせない
  • こちらから提案をする

などがあります。上記で記載したことは最低限です。

これができないと100%単価交渉はできないと思ってください。

単価交渉したところで「何言ってんねんこいつ」ってなります笑

基本クライアントワークは減点方式なので、当たり前のことを当たり前にしましょう。

自分が発注する立場になって考えたらできると思います。

進捗報告がなかったりすると不安になるし、納期が遅れると別の人に任せようってなりますよね?

自分は当たり前のことができない場合は一瞬で切られると思って常に仕事をしています。

(というか、普通に自分が契約した会社に一番貢献したいと思うので当たり前ですけどね。)

月収10万円〜20万円未満

月収10万円〜20万円未満の方が、月収20万円を突破するために必要なのは

  • 営業の数にこだわる(対制作会社)
  • 適正単価で一社と契約する
  • 案件をこなしつつコーディングのスピードを上げていく

です。

①営業の数にこだわる(対制作会社)

こちらは前の段階でも記載した内容ですが、営業の数は確保しましょう。

また、案件をやりつつも営業の手を止めないことが大切です。

月収20万円を突破したら自然と営業数はだんだん少なくできるのでそこまでは粘り強く営業をこなしましょう。

②適正単価で一社と契約する

適正単価で継続的に案件をいただける制作会社と一社以上契約しましょう。

ここで言う適正単価は、自分が作業できる時間×時給が、月収20万円を達成できる状態のことです。

例えば、自分が作業できる時間が1日8時間×20日の場合、月収20万円を達成するための時給換算は1250円です。

上記の場合は時給換算で1250円以上の会社と契約すると言うことです。

もちろんここでは適正単価以上であればアルバイトであろうが働き方は何でも良いと思います。

案件ごとに報酬を支払ってくれる制作会社でも、時給で支払ってくれる制作会社と契約するのも良いです。

また、新規契約だけではなく、すでに低単価で契約している会社があれば適正単価で受注できるように交渉しましょう。

少しでも単価を上げられそうなら今後適正単価まで上げられる可能性はあるので交渉は必要です。

前の段階でお話しした、信頼構築ができていれば単価交渉は通りやすいです。

とにかく時給換算で月収20万円超えられる契約を結ぶということだけを考えて行動してください。

常に案件が確保できるとは限らないので、本当は2社以上契約することが望ましいですが、この段階ではとにかく1社でも良いので適正価格で契約することが大切です。

③案件をこなしつつコーディングのスピードを上げていく

この段階でのおすすめはコーディングの再利用ができる状態を作るということです。

ヘッダーやドロワーメニュー等、大体実装する機能はコードスニペットを作成しておいて使い回しができる状態にしておきましょう。

自分でまとめるのが面倒な場合はコードスニペットを購入するのも一つの手です!

月収20万円〜30万円未満

月収30万円を達成するために必要なことは

  • 適正単価での契約を3社以上
  • 時給の上昇を意識したコーディングの効率化&単価が高い案件を受ける

です。

①適正単価での契約を3社以上

適正単価で制作会社と3社以上契約できたら、月収30万円は継続的に安定して取れます。

一番の優先事項はすでに適正単価で受けている会社との信頼構築ですが、営業の数は止めないようにしましょう。

おすすめは、すでに適正単価で受けている会社の収益で営業を外注することです。

営業を外注することで案件対応はそのままやりつつ契約数を上げることができます。

3社の契約さえできれば生活は大きく変わるのでそれまでは投資をした方が良いです。

このやり方は自分が教えていた人がそのようにして誰よりも早く成果を上げていたのでおすすめしておきます。

特に兼業とかだと案件対応しながらさらに営業ってなると寝る暇もないと思うので!

②時給の上昇を意識したコーディングの効率化&単価が高い案件を受ける

案件対応をしながら時給を上げるためにどんどん効率を良くしていきましょう。

案件対応をどんどんしていくと自ずと時給単価は上がっていくのでそこまで意識しなくても大丈夫です。

ここで意識したいのは「単価が高い案件を受ける」ということです。

静的コーディングだけではなくWordPress化を受注する等、単価が高いものを受けると時給も上がりやすいです。

どんどん難易度と単価が高いものに挑戦しましょう。

まとめ

今回紹介したそれぞれの段階で必要なことをだけを考えて行動するだけです。

今の行動が自分の段階で必要な行動なのかどうかは常に考えて行動していきましょう!

また、それぞれの段階での具体的な施策や、月収50万〜100万円突破までの具体的な手順や考え方も別の記事でまとめます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ご質問等あればXでお気軽にお伝えください!

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