【Web制作コーダー】コーディング業務の契約〜納品の流れと注意点

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今回は制作会社との契約から納品までの流れとポイントを解説していきます!

この記事を読むことで、下請け業務の流れで困ることはなくなると思います!

かわてつ

案件獲得の経験が少ないことはもちろん、経験がある方も必要な情報を記載します!

目次

①契約

まずは制作会社との契約を結びます。

契約の際に必要なのは業務委託契約書です。

基本的には制作会社側が用意してくれていることが多いですが、用意されていない場合は自分が作成した契約書を使用しましょう。

契約書では、

  • 金額(締め日や入金日)
  • 納品物をいつまでに確認してもらえるか(検収)
  • 再委託の可否(外注できるかできないか)

等を確認しましょう。

契約書をしっかり交わすことが大切です。

また、契約書で再委託が不可とデフォルトで記載している制作会社もあるので、まずは再委託は可能かどうかを聞き可能であれば契約書を書き換えてもらうなどをしましょう。

勝手に委託をするのは当たり前ですがNGです。

②要件確認

要件をざっくり説明すると、「自分が対応するべき業務の全て」のことです。

自分の対応範囲をしっかりと確認しておくことが大切です。

  • 静的コーディングのみなのか、WordPress化まで必要なのか
  • 納品方法(サーバのアップロードが必要か、GitHub)
  • サイトの機能やアニメーション内容の確認、スマホ・PC共にカンプはあるか
  • 納期

などはしっかり聞いておくことで、自分が対応する業務を把握しておきます。

③見積もり

自分の対応範囲を確認したら、作業を細分化してどれくらい時間がかかるかを把握します。

この段階で、納期から逆算してスケジュールを立てましょう。

スケジュールのからどれくらい時間がかかるかを出して、自分の時給と掛け合わせて見積もり金額を出してください。

見積書を作成して提出しましょう。

尚、それぞれのページや機能にいくらかかるか判断できるように細かく記載しましょう。

④コーディング作業

コーディングと初稿提出までを行います。

進捗報告は定期的に行いましょう。自分は基本的に毎日行います。

もしくは、Notion等でスケジュール表を作成しておいて、それを共有する形でも良いと思います。

とにかく相手に不安を抱かさない方法なら何でも良いです。

コーディング作業が完了したら初稿を提出します。

初稿提出とは先方に成果物を提出し、修正があればそれを伝えてもらうといった段階になります。

初稿といっても、品質チェックを全て完了させた完成品を提出してください。

初稿で提出するものは完成したものを提出する段階なので、この段階で質問をしたりするのはNGです。

疑問点が出た際は初稿提出前の作業段階で質問します。

できるだけ修正がないように入念にチェックして提出しましょう。

また、提出時にテストサーバーにアップロードする際はBasic認証をかけてください。

⑤修正作業

フィードバックを受けた修正内容を修正します。

修正点の漏れがないように入念にチェックしてから提出するようにしましょう。

同じ制作会社だとよく見るポイントが決まっている場合があります。

次回の案件からは指摘された内容の中でも特に制作会社の定型的なものは見落としがないようにしましょう。

⑥納品

修正がなければ納品となります。

制作会社の指定通りに納品しましょう。

また、ここで追加のページ追加や実装があれば再度見積もりを出して作業に入ります。

⑦請求

納品が完了したら請求書を作成して送付します。

いきなり送信する前に、
「請求書を作成し送付してもよろしいでしょうか」
一声かけてから作成しましょう。

請求書を作成し、支払いの完了を確認したら案件終了です。

まとめ

以上が下請けのコーディング業務の契約〜請求までの流れです。

基本的にこの流れになると思います。

やはり当たり前の進捗確認と報連相が大切ですね。

流れをしっかりと把握して漏れがないようにしましょう。

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